2024年4月14日 (日)

読書会

読書会というものに初めて参加してみました。

シェア型書店の棚主になったのがきっかけで、書物をテーマにしたさまざまのイベントがあることを知りました。

その中に、三島由紀夫の『豊饒の海』を一年かけて読む(集まりは月に一度)という企画を見つけ、ちょうど読んだばかりだったこともあり、参加してみようかという気が起きました。昨日その第1回が開催されました。

こんな企画にそれなりの人数が集まることに、さすが都会!と感激しました。

一人で読んだ時には気づかなかったことにいろいろ気づけそうで楽しみです。

Adsc_1148ディオール展の展示より(東京都現代美術館)

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2024年3月25日 (月)

天下の回り物

シェア型書店の棚主になって1年が経とうとしています。

どんどんとはとても言えないもののぽつりぽつりとは売れていきます。

先週、神田神保町は春の古本祭りでした。雪女も本の搬入がてら訪れたところ、歩道が歩きにくいくらい人出があって、本好きな人がこんなにいるんだ、と驚いたほどでした。

で、雪女もつい何冊も買ってしまいました。蔵書整理の一環で始めた棚主なのに、これでは売りに行っているのやら、買いに行っているのやら。

本は天下の回り物、という言葉が思い浮かびました。

Adsc_1147ディオール展の展示より(東京都現代美術館)

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2024年3月10日 (日)

イザイ

久し振りに、若い音楽家(音大生)が演奏する無料の音楽会に行ってきました。

雪国にいる頃はしばしばそのような機会があったのですが、こちら(都会)に出てきてからは初めてです。シン子狐亭から歩いて10分ほどの教会が会場でした。

曲目はウジェーヌ・イザイの「6つの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ」で、6人の音大生が第1番から順に演奏しました。

安心して聞いていられない、緊張を強いる曲です。パタッと音が途切れる個所があり、この曲を初めて聞いた雪女などは、奏者がミスをしたのかと不安になったほどです。

音が鳴り響いた後の静寂が際立って、拍手が始まるまでの一瞬が身に染みるようでした。

Adsc_1146ディオール展の展示より(東京都現代美術館)

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2024年2月29日 (木)

うるう年

今年は閏年で、きょうがその閏日(うるうび)です。4年に一度なので、干支でいうと、辰、申、丑の年はいつも閏年になるはずですが、厳密にはそうでもないらしい。

西暦紀元のうち、4で割切れる年の2月の終りに閏日をおいて29日とし、なお100で割切れる年のうち400で割切れない年だけは平年とした。(「ブリタニカ国際大百科事典」の「閏日」の項より)

高齢者の仲間入りをした後では、閏日を過ごすのもあと何回かな、なんて考えないでもないです。

Adsc_1145ディオール展の展示より(東京都現代美術館)

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2024年1月29日 (月)

007

昨年秋にNHK-BSのチャンネルが1つだけになるのに合わせるように、「名探偵ポアロ」が終わってしまいました。

そんな時、BS日テレで007の24作品(25作目は現在劇場公開中)が一挙上映されると知り、これまでボンド映画を1本も見たことがなかったのに突然興味がわいてきました。10月末に第1作の「ドクター・ノオ」(1962年)が、その後毎週1本ずつ第8作「死ぬのは奴らだ」まで順番に放映されました。

それからなぜか年末に2006年制作の「カジノ・ロワイヤル」に飛び、4夜連続で第24作の「スペクター」まで進み、年明けて第9作に戻って放映続行中です。

昭和育ちの雪女としては、やはり初期の作品の方が面白いです。ショーン・コネリー演じるボンドの絵に描いたようなプレイボーイ振りや、ボンドガールたちのお色気が、今見るととてものんびりとした感じがします。それにボンドが意外と弱かったり、自分から「ジェームズ・ボンドです」と名乗ったりするところも牧歌的です。

それに比べると21世紀に入ってからの作品はCGが多用されているせいか、ボンドも敵方も超人的すぎて実写なのにアニメめいていて何だかつまりません。

追跡と破壊は人間の根源的欲望なのでしょうか。

単純な駆けっこから始まり、スキー、車、船、飛行機などありとあらゆる乗り物を使っての追跡シーンがどの作品でも延々と続きます。そして破壊に次ぐ破壊。

性欲をはじめとする人間の欲望がわかりやすく表現されている、それが人気の秘密にちがいありません。

Adsc_1144_2ディオール展の展示より(東京都現代美術館)

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2023年12月18日 (月)

三島由紀夫

この年末年始は三島由紀夫を読んで過ごす予定です。『潮騒』『近代能楽集』『愛の渇き』『午後の曳航』くらいしか読んだことがなかったので、この機会に前から気になっていた『美しい星』と『豊饒の海』四部作を読破する計画を立てました。

『美しい星』は火星人、水星人、木星人、金星人から成る宇宙人一家の物語。そこここに現れる意地の悪い表現がこれぞ小説!という感じがして、久し振りに読書の快楽を味わいました。

『豊饒の海』第一巻の『春の雪』を読み終え、きょうから第二巻の『奔馬』に取りかかったところです。

『春の雪』ではヒロイン聡子のお付きの老女蓼科の描写が印象的でした。彼女が自分と同じ年頃のせいもあるかもしれません。

Adsc_1143ディオール展の展示より(東京都現代美術館)

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2023年12月16日 (土)

うなぎつなぎ

鰻つなぎとは、「鰻の蒲焼が並んでいる様子を市松模様に見立てた歌舞伎文様」とのこと。鰻弁当の掛け紙から仕入れた知識です。

これまでにかなりの本数の蒲焼きを食してきた雪女ですが、そんな模様まであるとは思ってもいませんでした。鰻を食べて、この世には知らないことがまだまだいっぱいあると気づいた高齢者(まだ前期)の雪女です。

Adsc_1142ディオール展の展示より(東京都現代美術館)

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2023年10月 1日 (日)

水中ウォーキング/エクササイズとしての通勤

プールは泳ぎに行くところとずっと思っていましたが、ここにきて水中ウォーキングの意義をやっと理解しつつあります。

逆に言うと、それだけ足腰が弱ってきたということなのでしょう。水中だとジャンプが楽々とできます。

9月の三連休に久し振りに遠出をして歩き回ったところ、早々にくたびれてしまい、このままではフレイル一直線の危機を感じました。

通勤もエクササイズの一環だったのだな、と気づきました。

Adsc_1141ディオール展の展示より(東京都現代美術館)

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2023年9月25日 (月)

別嬪さん

訪問介護で母を訪れる20代や30代の人たちが、「別嬪さん」という言葉をときどき使います。

雪女が若い頃は死語とは言えないまでも古めかしい響きがして、「別嬪さん」は京人形やこけしのイメージだったよな、今はまたこんな言葉を使うようになったのかな、とちょっと不思議に思っていました。

確認したところ、介護のプロはクライアントに合わせて昔の言葉を使っているとわかり、納得。

お年寄りがあるとき発した「アベック」という語がわからなくて、スマホの辞書で調べたと聞き、これまた納得。

別嬪さんもアベックもわかる前期高齢者の雪女です。

Adsc_1139ディオール展の展示より(東京都現代美術館)

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2023年9月 7日 (木)

洗濯の科学

手洗いで洗濯をしていると、洗濯液の表面に汚れが浮き上がってくるのがよく見えます。

すると、小学生の時、学校の図書室の棚に「洗濯の科学」という題の本を見つけた時のことを思い出します。洗濯という家事と科学が結びつくのがとても不思議に感じられました。

桐島洋子の『聡明な女は料理がうまい』という本が出版されたのは1976年でした。聡明さと料理のうまさは当然両立する、というより、そもそも聡明でなければ料理をうまくできないだろう、と今では誰しもが考えるでしょうが、当時は、そう考えられていなかったからこそ、桐島洋子さんはこのようなタイトルをつけたのでしょう。

昭和の頃は、洗濯やら料理やらといった家事が女のやることとして、科学とか聡明さとは無関係なものと思われていたのだなあと、洗濯をしながら思い出します。

Adsc_1138ディオール展の展示より(東京都現代美術館)

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